会長&スタッフブログ

2017.11.08

六ヶ所村まで

  私はこの週初め6~7日に青森県は下北半島の六ケ所村、むつ市に行ってきました。

前回の青森訪問は2012年1月、津軽鉄道の撮影でしたから、もう5年前になります。月日の経つのは早いものです。

この度の青森行きは、姫路経営者協会主催の産業観光ツーリズムという年1回の旅行なのですが、去年の稚内地方、幌延に次いで原子力発電環境整備機構 (NUMO・ニューモ) さんがスポンサーです。

                                                          プロペラ機ボンバルディアで青森まで

6日は姫路を早朝に出発して伊丹空港から青森空港へ。 それからバスで、六ケ所村にある日本原燃(株)六ケ所原燃PRセンターへ行きました。 ここでは、PR館、高レベル放射性廃棄物貯蔵管理センター、再処理工場、低レベル放射性廃棄物埋設センターを視察しました。

何だか小難しい施設の名前が出てきますが、要は原子力発電に使用される燃料を、加工、再処理、廃棄処理準備、保管管理などを一括で扱う核燃料サイクル施設工場ということです。

広大な原野に、延々と塀がめぐらされた工場があり、この中だけはあたりの風景とは一線を画す別世界と言った感じで、巨大なコンクリートの建物が点在する一大基地といった形容がぴったりの施設です。

        PRセンターで施設と核燃料についての講義を受ける

敷地内は、各見学建屋が歩いて移動出来る距離ではなく、移動はすべて工場内専用バスとなりますから、バスに乗ったり降りたりと言う具合です。放射性物質を扱う施設ですから、当然セキュリティーは厳しく、見学者は必要情報をすべて登録、入構証になるカードには見学者のデータが入っています。工場内の入口ではそのカードをチェック機械に当ててOKになります。

おおまかな話しか出来ませんが、処理されて再使用される核燃料については再処理工場で加工され、低レベル放射性廃棄物は厳重に固められて埋設管理されますが、高レベル放射性廃棄物に関しては、最終処分地が未だ決まっていないために仮に保管管理されている状況です。

                                    PRセンター展望室から

NUMOという会社は、この高レベル放射性廃棄物の最終受け入れ、廃棄場所を建設するのが本来の仕事です。

この日の見学は少々緊張し、また話の内容が難しいため疲れました。朝も早かったですし。

私たちは原燃サイクル施設を後にして下北半島を北に。 むつ市のむつグランドホテルに向かいました。

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