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会長&スタッフブログ

2025.07.21

下津井の車両たち

  昨日、備前から和気、長船に行ってきました。

昼食を大阪屋食堂で済ませ、2号線を吉井川に走らせていた時、ふと気が付くとマッチ箱のような軽便風車両が、新幹線高架下に。

アレアレ、あれは何や?  車両の近くまで車では入れませんが歩いてなら、特に立ち入り禁止場所でもないような様子です。

遠望では井笠鉄道の車両かに見えましたが、何と正体は下津井電鉄の車両たちでした。

クハ6、ホワ10、ホハフ2 の3両です。 車両の傍らには下電と各車両の説明書ボードが立てられています。 

下津井電鉄の歴史についてはそのボードに記してありましたので読んでみると、茶屋町~児島廃止が昭和47年(1972年)、児島~下津井廃止が平成2年(1990年)です。

今振り返ってみると、35年前まで残っていたのかと、それほど昔のことではないように感じてしまいます。

下津井電鉄は現役当時、“シモデン、シモデン ” と呼ばれていましたので、当然電化されて電車が走っていたものばかりだと思っていましたが、これらの車両を見る限り、到底電鉄とは思われませんね。 クハ6 なるほど生まれはガソだったのですね。 ホワというのもよくよく考えれば、ぱっと見2軸有蓋車かなと思いきやボギー台車なので ホワ なのか。

ちなみにホワ10、ホハフ2は両車ともバッファー付きですが、まさかこれで平成の世まで走っていた?

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