会長&スタッフブログ
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2020.03.23
大椿木庭園の花
今年もまた、当社の大椿木庭園の椿が、一昨日突然開花しました。
北側の太郎冠者が3輪、南側の蝦夷錦が2輪です。 私たち人間が、まだまだ朝晩は寒いと思っているのですが、
草花にしてみれば、もう十分に春です、ということを証明してくれているような感じで、自然の営みの確実さには毎年のことながら感心します。
大椿木庭園も造ってからもう4年目。 水やりと少々の液肥、オルトラン粒剤以外には、ろくすっぽ手入れもしていないのに毎年綺麗に花を咲かせます。
北側の太郎冠者
南側の蝦夷錦
2020.03.19
鎮魂の碑
今から75年前の昭和20年3月31日のこと。
国鉄北条線 (現 北条鉄道) 網引駅西方で、列車脱線転覆、死傷者116名 (死者は12名) という大事故がありました。
これは、鶉野飛行場に着陸しようとしていた紫電改が、エンジン停止によって飛行が不能になり、畑に不時着する際に尾輪付近を線路に引っ掛けてしまったという事故でした。
運悪く、その直後に通過する上り列車が、道床からずれて変形した線路で脱線、そのまま下の畑に機関車、客車共、転覆したというものです。
先日、鶉野飛行場碑苑保存会の上谷さんから連絡を頂き、この度事故現場に慰霊碑を建立し、事故のあった3月31日にちょっとした式典を執り行うとのことです。
事故が起こった午後3時半の後、網引を通過する上り列車で汽笛吹鳴をするとのことですから、DCのタイフォンなのですが足を向けてみようかと思っています。
汽笛は写真には写りませんから、動画にしないとダメですね。
この度、上谷さんから依頼を受けて13年前、加西市役所で開催された鶉野飛行場展に製作した、墜落現場の再現ジオラマのデータを掘り起こしました。
線路を含む地面を折山君が、機関車と客車、紫電改は私が担当して、それらしく作ってみたのですが、線路と紫電改との距離が1/80では取れず、実際よりもかなり縮めてあります。
その距離は200m弱あったとの証言もありますが、まあそれはともかく、おおよそ、どんな事故現場だったのか想像はして頂けますでしょうか。
ちなみに、機関車は中村精密のC12、ナハ22000系風木造客車はペーパーで自作、紫電改は長谷川の1/72 を使っています。
また、このジオラマを見た当時の現場を知る人が、紫電改の機体の損傷は模型よりももっと酷く、客車は中ほどからくの字に曲がって、半分は機関車の上に乗っていたとのことで、製作した私たちの想像をはるかに上回る惨状だったようです。
いつか機会があれば、このジオラマよりももっと事故現場に近いものを再現してみるのもいいかなと、私は秘かに思っています。
地面は折山君にお願いしなければならないですけどね。
75年前に事故のあった現場付近
2020.03.16
5号機は今
昨日は新宮、たつのでの用事を済ませて、以前から気になっていた5号機の現状を確認すべく、御立公園に足を運びました。
どうせ、今のコロナウイルスで持ちきりのご時世、さぞ公園も人影はまばら。。。
行って驚きました。
今まで見たことも無いような、人でいっぱいの光景が目の前に。 なんせ、駐車場も車を止めるスペースも無いほどの満員御礼でした。
そう言えば、公園が一番安全に遊べる屋外の施設なんですねー。何かの報道番組で公園の人気をやってたような。 言わば、健康的で金もかかりませんから、こどもさん連れには、持って来いですわな。 見れば、こども連れだけでなく大人連中が弁当を広げている光景も。
歓声が上がる広場を横目に、早速SL広場の5号機を見に行きました。 放置しっぱなしの割りには、屋根を付けてもらったお陰でさほど汚れてもいない様子で、ひと安心と言ったところですね。 機関車を巡る柵の棒が一本外れている以外は。 代用品を使って、その棒のサイズを測って作り、修理しに行きましょうか。
ついでに、傍らに立てている、踏切警報機も塗装がやれてきていますので、これも手を入れて。。。
早い方がいいですね。
さて、今年のこどもの日の一般公開は今のところ未定ですが、遅くともそれに間に合うようにねー。
公園の人気を見ていると、コロナ騒動で開催が危ぶまれる各種イベント中止、延期は、5号機一般公開には関係無いようですね。
2020.03.03
春の海はのったり
今日、久々に納品と商用を兼ねて、姫路の西の端、浜田の材木港まで行って来ました。
取引先のすぐ横は材木港です。 今日は午後、良く晴れて綺麗な青空が拡がって、海の色はもうすっかり春色です。
例年ならば、3月になれば次第に様々なものの動きが活発になるところですが。。。
今年ばかりは、新型コロナウイルス肺炎によって、何もかも中止中止、控えて控えてで。 もうこれは政府の言うことを真面目に聞いていたら外出禁止令です。
経済が回るはずも無し。 しばらく間の辛抱ならええけど、これから先も全く見えない現状ですから。 長期持久戦に突入ですね。
春の海は、何にも変わらないのですけど。