会長&スタッフブログ
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2025.04.22
TMS 1000号の記事
先日知人のS君からメールが入って、TMSの1000号記念号に記事を載せたので送るとのことで、楽しみにしておりました。
それが昨日届いて早速ページを繰りました。
S君の記事は93ページに、「創刊号に見つけた父の名」 というタイトルで、1947年発行のTMS創刊号に掲載されたS君のお父さんの記事を発見した、というものでした。
以前よりS君からは断片的に、お父さんの模型歴については聞いていましたが、ことTMS誌との関りが2号から後も続いてあったことは知りませんでした。
今、それから80年近くが経過して、鉄道全般が私たちの日常でグッと身近になって来て、家電量販店が鉄道模型を売る時代になりましたが、世が戦後のどさくさ、衣食住にも困窮していた昭和22年という時期に、鉄道模型云々とは、これはとんでもなく超越した別世界だったことでしょう。
私は小学4年生(昭和38年)頃からS君と親しくなり、毎日のようにS君宅敷地内にあった模型製作所に遊びに行っていました。その頃お父さんから聞いた話では、昭和20年の大阪空襲で自作の鉄道模型はすべて焼失してしまったとのことでしたが、私は子供心に、戦前にお父さんが作った鉄道模型とはどんなものであったのかと思いを馳せたものでした。
当時すでに、大阪の模型人としてお父さんは有名な存在で、関東にも同好の知己がおられたのではないかと私は推測しますが、創刊号に寄稿されたのもTMS生みの親であり、長きにわたって主幹を務められた山崎喜陽氏との繫がりであったからこそでしょう。 ちなみにS君のお父さん、S君とのご縁を頂いて東京の、とあるレストランで山崎喜陽主幹に食事をご馳走になったことが懐かしく思い出されます。。。
S君がこのTMS1000号を送ってきてくれたことで、昨夜は走馬灯のようにS君と、S君のお父さんとに関る思い出が続々と思い起こされ、なかなか寝付けませんでした。
TMSは創刊から78年。 この偉大なる鉄道趣味誌のパイオニアの益々のご発展を、細やかながらご祈念申し上げます。
2025.04.15
510のその後
シミズさんの忙しさは相変わらずではありますが、一時に比べるとやや落ち着いたかな、という感じ。
で、預けっぱの510はと言うと、清水さんがエンジン始動に係わる配線関係の整理とコイル、デスビなどのチェックをしてくれて、不足、要交換パーツなどの手配を終えたところです。
前オーナーがどうしてよいのか、てこずっていた部分の整理が清水さんなりについたようで、510復活が目に見えてきたように思えます。
お次はSUキャブをソレックスに換装していますので、そのリンケージを組まねばなりませんが、それらのパーツが有りません。
パーツによっては新たに自作しなければならないものもあるようで、はて? どうするべー、か。
ソレックスの作動を、よりダイレクト感のあるワイヤー式に変更するよう、清水さんにお願いしました。
510のチューナップではソレックス換装は定番ですから、ショップを探せばワイヤー式のパーツアッセンなどは有るのでしょうね。