会長&スタッフブログ
会長&スタッフブログ一覧
2024.03.01
イラストNO、122 大正の名機C51
早くももう3月。 年明けから、あっという間の2か月経過です。
月遅れのイラストは正月早々に描き上げた、大正生まれの名旅客機C51です。
私はこのC51が現役を引退した直後に鉄道写真を始めたことで、残念ながらこの名機の写真は1枚も撮っていません。
C51は私が幼少の頃、山陰本線でよく見かけた機関車で、乗っている列車も牽引してもらったことは覚えているのですが。
さてイラストのC51ですが、集煙装置に重油併燃装置付き、よく見るとテンダーも増炭改造で、かなり重装備の出で立ちです。
115号機は山陰本線で活躍した豊岡機関区のカマですが、フロントデッキ改造と後藤工場標準整備車マーク付き大鉄型デフというスタイルは、あまたいたC51の中にあっても異色の存在だったと思います。
2024.02.24
イラストNO、121 呉線の朝を走る
イラストのアップは月イチのペースでしていたのですが、この度のロク二のイラストは “撮り人知らず” の写真をネタにもらったので、その撮影者を探すのにちょっと手間取り遅くなってしまいました。
ところが蓋をあけてみれば、何のことはない、私が懇意にさせてもらっているお方の写真でした。
イラストネタに拝借の許可を快諾頂いて、やっとイラストを載せることが出来ました。
さて、そのイラストはおそらく昭和42~43年頃の、とある朝、呉線の上り通勤通学列車を牽いて海沿いのルートをばく進するC62 5号機の雄姿です。
場所は須波~安芸幸崎で、この区間は昔、波打ち際の防波堤すぐ横を線路がはしるところで、呉線では有名な撮影地でした。
瀬戸内の海は、大小の船の往来が盛んなことで、列車と船を一緒に撮影することも可能な区間でした。
ロク二5号機は、S君と私が広島運転所から駅ホームまでを添乗させてもらったのですが、何とも大きな機関車やなー!と感激したことを思い出します。
そりゃー、シゴハチなんぞとは貫禄が違いますわな―!
2024.01.03
RT55という車 その後
昨年の4月に購入したRT55については、とりあえずの、一般公道を走れるまでに整備、修理をしてもらったところまでは既にお伝えしました。
さてその後は10月の車検受けに向けての下準備を、色々とシミズさんとこでお世話になりました。
検受けに必要な整備と共に、ショックの交換、メーターパネル、スピードメーターと他のメーター電気配線の調整、雨水対策のシーリングなどなど。
目に見えない部分でリファインしなければならない不具合もあって、シミズさんには結構手間を取らせました。 が、特に電気系統のリファインは整備してもらって安心感が大きいですね。
この年末年始は、新たに生まれ変わったようなRT55に乗るのが楽しみでしたが、2日で100Km程の試走をしました。
9Rツインカムエンジンとソレックスとの共鳴と共振?は、決して速くはないですけど、何とも言えぬ旧車のえー感じ。。。
重ステと重クラッチも慣れれば。。。慣れても重労働ですが昔取った杵柄。
昭和40年代前半の風味は格別ですな。
2024.01.01
2024年 明けましておめでとうございます。
令和5年 2023年もあっという間に過ぎ去り、新たな年、令和6年2024年が明けました。
皆様、新年あけましておめでとうございます。
弊ブログも、最近では新しいイラストが描きあがったときに更新するくらいしか動きがありませんでしたけど、本年は精々動きのあるものにしたいと思っています。
昨日大晦日は、夜遅くまでイラストを描いていたせいで、朝、起こされると目覚まし時計の針は8時を回っていました。
アレレ、我が家のベランダから初日の出の写真は撮れませんでしたな! 新年は初めから出遅れてしまいました。。。
ともあれ、今年も何卒よろしくお願い申し上げます。
2023.12.28
イラストNO、120 高山本線 鵜沼にて
イラストNO.120は昭和41年夏、高山本線の下り列車を牽いて、鵜沼駅に進入して来たシゴハチ108号機です。
実はこのイラストの元になったのは、先月京都で開催された東西蒸機愛好者の集いに参加されていたAさん撮影の写真です。
ごく普通の日常の駅風景なのですが、何とも言えない風情があって、まさに古き良き時代の鉄道写真のワンショットですね。
高山本線の旅客列車無煙化は、確か昭和44年春。
当時、既に多くの旅客列車はDC化されていましたが、区間列車を含めて一日に9本の蒸機牽引列車が残っていたようです。
この列車は、お陽様の当たり具合から鵜沼10時過ぎの高山行831レか、13時の同じく高山行833レかと思われますが、Aさんに訊いてみましょう。