会長&スタッフブログ

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2017.10.01

段ボールのC62 出現

 早いもので今日から10月です。

今朝、YAHOO NEWSを見ていると、またまた鉄道ネタが。 先日のD51ネタに続いて、今日はC62です。

福岡県の筑後市、九州芸文館というところに、段ボールで製作された、何と実物大のC62が昨日から10月15日まで展示されるとのことです。

実物大とは言っても、C62は旅客機では最大の機関車ですから、全長は20mを越える大きさですから大変。 よーこんなもん、作るわー。

船底テンダーの側板、底部みたいな巨大な板、まさか1枚もんやないやろなー。。。

                    C62の特徴をよく捉えていますし、各部がしっかりと作りこまれています

これを企画、制作したのは、段ボール工芸家の島英雄さんとあります。 段ボール工芸家という肩書もそんな職業あるんかと、感心しましたが、それよりもびっくりしたのは、島英雄というお名前です。英雄の英が違いますが、島秀雄となると、これは鉄道ファンはもちろん、そうでない人でも知っている、近代日本の鉄道、鉄道車両の父ともいうべき、元国鉄技師長を務められた偉大なる人物です。東海道新幹線の生みの親とも言われていますし、C62の設計者でもあります。

段ボール工芸家の島英雄さんは、もちろん、島秀雄さんとは同性同名だということはご存じでしょうが、このご縁で、段ボールのC62を企画制作されたのでしょうか?

一般公開が昨日から始まったとニュースにはありますが、写真で見る限り、シリンダーブロックのカバー、蒸機のシンボル、煙突がないのはどうしたことでしょうか?

私は10月半ばに九州に行く予定ですから、時間があれば見学して、その大きさに驚いてみたいと思います。。。

2017.09.30

写真集 煙の旅路

  

                                          ワキ急貨を編成に加えセノハチに挑む。集煙装置装備のデゴニ130号機

 先日、備前市三石のIさん宅を久々に訪問しました。

2013年に亡くなった中島忠夫さんの写真集 “煙の旅路” が、昨年、氏の写真を管理する知人や奥さん、ご子息のご意向で刊行されましたが、この写真集を1冊、Iさんから頂くためでした。

中島忠夫さんは、私が高校、大学時代から親しくして頂いた鉄道写真の大先輩でしたが、氏は昭和30年~40年代のそれこそ古き良き時代の、主に山陽筋、九州地方を中心とした蒸機写真を数多く残された人でした。

中島さんは大のC51ファンで、よく、シゴハチファンの私はボロクソに言われました。 「何?シゴハチ? あんなもん、何がおもろいねん!写真も撮ってへんわ。」 という調子。 今思えば、歯に衣着せぬ思ったことをズバズバと、という、良き先輩でした。

中島のチュウさん、というのが、我々のあいだでのニックネームでしたから、私たち年下の連中も、そう呼んでいましたね。。。

そんな中島さん、写真の腕は一流で、カメラアングルから写真の鮮明さ、写し方まで、私は多くのことを学んだ気がします。

この写真集の中には、私が生前に中島さん宅にお邪魔したとき頂いた、氏自慢のお気に入りの写真が数枚あります。

もちろん、私は、それらの写真を額に入れて、今でも部屋に飾っております。

写真集を拝見して私が思ったこと。 今時のデジカメ写真なんぞ、チュウさんやったらボロカスやろなー。。。

2017.09.24

国鉄時代 VOL51 

  先週末に、国鉄時代 VOL51 機関車C57を送って頂きました。無事受け取りました。いつもありがとうございます。

今号の特集は機関車C57です。 

数年前、C55とのコラボでC57は2回に分けて特集になっていたと思いますが、人気のある機関車ですから再登場です。

蒸機現役当時、全国の幹線、亜幹線を中心に、主に旅客列車で活躍した機関車ですから馴染み深い蒸機です。

なるほど今回の特集でも、北海道から九州まで全国津々浦々その活躍が記事になっていますが、掲載されている写真を見ていると、貴重なもの、アッと驚くような写真も多く、まだまだ当時のファンがカメラに収めている写真は無尽蔵のようです。

つい先日、保存蒸機の解体のブログで、C57 100号機のことを書きましたが、奇しくも連続でシゴナナの記事となってしまいました。

そう言えば、先日の台風18号で計画はオジャンになってしまいましたが、新山口~津和野まで運行される “SLやまぐち号” も牽引機はシゴナナなので、

テツでない皆様のために、申し添えておきます。 

2017.09.23

お月見、のつもり

  昨日夜はT君主催、秋の恒例行事、お月見でした。

ちょっと待てよ。中秋の名月と言えば普通10月4日。今年の満月は6日ではないですか。

いいんです。約10日早くても。 食べて呑めれば。 10日早いのは、実は私の予定の都合です。

飾磨にあるT君宅の内縁付の大きな座敷が、毎年の開催場所です。 ここで、綺麗に手入れされた日本庭園?を愛でながら、昨夜は小雨のパラつく天気の下での宴でした。

いつものように、T君が用意してくれる豪華仕出し弁当にオードブル、そしてキリン秋味、焼酎、ワインなどのアルコール類。

酒も幕の内弁当も美味いねー。。。あーー、日本に生まれて良かった。

中秋の名月。。。そういえば、あいにくの小雨模様ででてなかったのかな。 見てなかった。

2017.09.21

C57 100号機。。。

 先日のブログ、デゴイチあげます、のYahooNewsの記事の中に、大変残念なくだりがありました。それは、引き取り手が無く、保存維持が困難、などの理由により最近解体されてしまった保存機に、長崎中央公園のC57100号機があったことです。

100号機は昭和14年(1939年) 日立製作所笠戸工場製で、新製配置は姫路でした。その後配置区は幾度か変わりましたが、昭和天皇の佐賀長崎巡幸時にはお召列車牽引も果たし、特急かもめの牽引機でもあった名機でした。

現役引退後は長崎中央公園で静態保存。

後年、管理者が鉄道には全く知識のない人にあたったのでしょう。ネームプレートは妙な字体の物に付け替えられ、各部部品の塗装も珍奇な色にされ、部品も欠品ありで放置。

決して良好な保存状態ではありませんでしたが、まだあるだけで良し、でした。

ところが、管理する行政のご都合で、保存できる状況であったにもかかわらず、解体されてしまったようです。 ほんの最近、今年の4月のこと。。。

覆水盆に返らず。。。 もう、どうにもなりません。

私は蒸機現役時代、撮影のために3回九州に行っていますが、昭和46年(1971年)3月に、人吉区でこの100号機を撮影しています。

100号という切のいい車番で、製造銘板も日立の大版、人吉「人」の砲金鋳造製区名標、煙突に残るかもめ牽引機の証、2本の飾り帯、そして何よりK-7タイプの小倉工場型門デフ。 これぞ九州のシゴナナ、という美しさに、私はずっと見入っていたことを思い出します。

九州のカマは手入れが行き届いて綺麗だと、当時の鉄道ファンの間ではよく言われていました。私が撮影していた時も、出区を控えてカマの整備に余念がない機関士が、手を休めることなく動いていました。

                                    美しき九州のパシフィック C57100号機   

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